「パソコン出張お助け隊」誕生秘話(Unknown episode of Pccare)

 

問診

PCケアの原点は、1980年代に実施しておりましたリモートコントロールサポート

(※当時はかなり画期的なサポートとして好評)

北陸(富山、石川、福井)で多数のお客様(事業所関係)をサポートしていましたが、

ある時、いつものように福井県のお客様から(ほぼ、京都に近い企業)連絡があり、

ファイルサーバーとして使っていたパソコンの調子が悪いので、

ファイルにアクセスできない状態でお困りとのこと。

いつも通りリモートコントロールで修復しようとしましたが、修復できず、

結果的にはお詫びも兼ねて訪問し、不良箇所確認したところ、

電源ユニット故障と判明しました。

夏の真っ盛りで、向かう途中の大きな海水浴場では大渋滞に巻き込まれてしまい、

いつもなら金沢から3時間くらいで着くところ6時間以上かかりやっと着き、

想定される交換部品は持参していたので現場で交換して帰路につきました。

帰路の車の中で思ったことは、リモートコントロールは、

あくまでもパソコンが正常動作していなければ意味がない。

そのことを改めて思い知らされました。ソフト的ではなくハード的にパソコンが

動作不良になったら、リモートでは無理、迅速に対応し、現地で現物を確認し診断し

修理する、これが一番大切なサポートではないのか。

パソコンのサポートには、出張修理が必要ではないのか、

出張修理を必要としている方々が、たくさんいらっしゃるだろうと思いながら、

いっしょに同行していたスタッフと話をしていました。

帰社後翌日、ご迷惑をお掛けした社長さんに、改めてお詫びの電話をしました。

社長さん曰く、「リモートは便利で安心して良かったけどね、

機器的な故障に対応してもらって、こちらはありがたいけど、

金沢からこちらに来るのは大変でしょうねえ、だからこの機会に、

メーカーの保守契約を付けてもらえるかな?」、おっしゃる通りでした。

メーカーによっては、保守契約に応じてパソコン一式入れ替えをしますから、

お客様をお待たせすることなく解決できるので、今後は、メーカーの保守契約と、

当社のリモートの双方で保守サポートすることになりました。

また、話の流れから、個人ユーザーのパソコンサポートは、電話サポートがあるだけで、

実際に電話しても全然繋がらないって聞くから意味がない。

法人はメーカーの保守契約である程度安心して使えるが、個人ユーザーのサポートは

何故ないのか?採算が取れないのかなあ?と言った話になり、

社長さんから、個人ユーザー向けのサポートってありそうでないけど、

困っている人多いだろうから、おたくの会社でやればどう?

この会話がきっかけになり、真剣に個人ユーザー向けのパソコサポートを考えて

いました。そこで、一般個人向けのサポートとして、当時一切なかった、

パソコンのトラブルに出張で対応するサービスをスタートさせました。

とは言っても、細々と電話帳広告欄にパソコン出張修理対応と記載しているだけでしたが、

どんどん忙しくなり、本業はパソコンやソフト販売でしたが、

パソコン出張修理で飛び回る状態になりました。

そこから、また別の社長さんとお会いしたきっかけから、

TVの深夜番組(当時)”マネーの虎”を観てから、「パソコン出張お助け隊」を拡大する

きっかけになりました。

パソコン修理以外の事業は全て止めて、パソコン修理だけを残して、

「パソコン出張お助け隊」PCケアがSTAFF6人でスタートしました。

そして現在に至ります。