Windows認証問題

本日ご紹介しました。「Windows 認証問題」は、Windows 7やWindows 8/8.1搭載パソコンをアップグレードさせる場合、これまでは、ライセンス認証済であれば、Windows 10やWindows 11に無料でアップグレードできて、ライセンス認証も完了していたものが、2023年9月下旬頃から、アップグレードできてもライセンス認証ができず、その結果、Windows 更新ができない状態になってしまうものです。Windows 7やWindows 8/8.1は、それぞれ、Windows 7は2020年1月14日、Windows 8/8.1は2023年1月14日で延長サポートの期限となっていましたが、期限後もWindowsの更新は出来ており、その状態をMS社も容認していたと思われました。その結果、Windows 7やWindows 8/8.1のユーザーが無償でWindows 10へのアップグレードをして、MS社側の思惑が外れて、Windows 11のシェアが伸びず、Windows 10の高いシェアが維持されることになりました。このままで推移すると次期OSであるWindows 12の販売にも影響するので、新規にWindows 11搭載パソコンを購入する流れに向かわせたいとの、Windows 関連業界の意向が働らき、MS社の正式な発表ではなく、関連先から、今回のライセンス認証停止がリークされたものと思われます。その後、何度か状況変化があり、Windows 7や8/8.1でも普通にWindows 11にアップそして認証完了することが確認されました。しかし、一部の機種は今でもプダクトキーを変更する必要性が発生しています。

2023年11月14日