ノコトラジオFridayPCケアの『パソコン出張お助け隊』第1152回2025-09-26

今週のテーマは、「Windows 10のサポート期限を正しく理解しましょう」でしたが、少しでも理解してくれる方がいたら、いいなあって気持ちです。なかなかこのWindows 10のサポート期限って理解できないのは、皆さん同じだと思いますね、そもそも、Windows ってパソコンに入っているものだから、パソコンを買った俺のものだろうって思っている日本人は多いと思います。WindowsもWord、Excelも同じですが、こうした一般的に言われるソフトウェアには種類があって、特定の目的のためにのもの(文章作成や表計算)をアプリケーションソフトウェアって言います。WindowsなどのOS(オペレーションシステム)をシステムソフトウェアって言います。こうしたソフトウェアは、お金を出して開発したもの以外は、実はソフトウェアを購入しているって言っても、それはそのソフトウェアを使用する権利を購入しているだけで、ソフトウェア自体を購入しているわけではありません。ここら辺を分かっていないと、「俺が買ったソフトなのに、何で勝手に使えなくなるんだ!」的な思考になってしまいます。気持ちは分かりますが、ソフトウェアはお金を出して使わせてもらっているって気切り替えることですね。話を戻しますが、Windows 10のサポート期限について、延長可能って説明をしましたが、番組内でも言ったように、特別な理由がない方は、Windows 11にアップグレードしてご利用されることをお勧めします。この件に関して、放送後数件の問い合わせがありました。内容は、どうやって延長するのか教えて欲しいってことでしたが、手順はネット上にも掲載されていて、いかにも簡単なように書いてありますが、放送でもお答えしたように、バックアップ設定が前提なので、OneDriveの導入が必須と思ってください。このOneDriveについては、Microsoft社さんには申し訳ありませんが、もっとユーザーフレンドリーな内容にすることを期待していますが、今のところそうなっていないので、アンチ推奨です。ご存じでない方が圧倒的に多いと思いますが、OneDriveの無料は、5GBの保存領域が利用できます。この容量が充分ではないことは、PCケアのお客様で、知らずにOneDriveを使っていて、トラブルで修理依頼が非常に多くあるので、無料の容量を増やすか、もっと利用し易いかたちにすべきだと思います。例えば、パソコンを新規購入する段階で、OneDriveの容量とセットで販売するとか、 1TB、2TBOneDriveチケットを購入してもらい、初期設定で認証させて、自動でバックアップさせるようにするとか、そうすればユーザーは常にバックアップがある状態でパソコンを使えるので安心です。でも、そうするとパソコン修理依頼が減るか?まあいいか!でも、こうした対応を今後していく必要性を、PCケアのパソコン修理の現場では痛感しています。トラブルになって困るのはパソコンを購入されたお客様ですから、こうしたお客様が困らないように対応してくれるパソコンメーカーさんが最終的には選択されていくと思いますが、どうですかねえ、今はどのメーカーさんも売って終わりって感じじゃあないのかな?じじいの戯言かもしれないが、日本のパソコンメーカーが復活する要素の一つじゃあないのかなあ、何て思っています。かつての国産パソコンメーカーは、購入し使って欲しいから、ユーザーの囲い込み策を色々やっていましたよね、登録ユーザー専用サイトもコンテンツがたくさんあって、利用するだけで楽しかった。それが、今現在の外資系パソコンメーカーには一切ありませんね、もっとユーザーフレンドリーなかたちでパソコン提供が出来たら、絶対に多くの指示を得ることができ、それが、メードインJAPANに繋がることになると思います。PCケアの今後の展開にも大きく影響していますが、ここから先は、まだ秘密です。

2025年09月26日